～トーナメント優勝への道のり～

みんみん、上の子を妊娠10ヶ月に入るまで仕事してました
そして退職して現在に至るまで13年数ヶ月、無職です
パートに出たこともありません

そんなみんみんがダンナの稼ぎだけでテニス三昧
「このままでいいのか？」

いえいえ、いい訳がありません
この先どんどん子供たちにお金がかかり
もしかしたらスクール辞めねばならなくなるかも？

おまけにこの前の1泊入院で25,000円かかってるし。
25,000円あったら3割引きでラケット買えるのに

………で、色々考えて就活することに
と言ってももちろんパートのおばちゃんですけど

日曜の新聞に挟まってるチラシって就職情報満載なんですよね。
そのなかで近々近所でオープンするショッピングセンター内の
映画館のアルバイト募集に目が留まりました

資格年齢18～35歳迄

みんみん、この時点で応募資格なしです
おまけにかなりオーバーしてます
でも楽ちんそうだし映画好きだし近所だし…
（時給は安いけど）

ええ～～～い
とばかりに履歴書送っちゃいました

さてさて、面接の連絡はくるのでしょうか


おいおい。35歳までって書いてあるのに
図々しいおばちゃん来ちゃったよ～

なんて今頃みんみんの履歴書たらいまわしされてたら
どうしよう・・・

朝ベッドの中で目覚めると、いつもよりしんどい感じ…

娘は部活の朝練のため早くから学校へ行き
息子はまだ学校休ませないといけないので起こさずに
ダンナは勝手に仕事へ行ってくれるので
みんみんはベッドから出ることもなく、もう一度眠りについた。

９時頃になって起き出したものの、やはり体の具合がへん
絶対このまま熱が出そうって感じ…

今、まだ動けるうちに買い物済ませておこう

息子におかゆを用意して車で近くのスーパーへ買出し
するとドンドン悪寒がしてくる
何を買うべきか考えることも出来ない

とりあえず目の前に並んでる「おでん」の具を片っ端からカゴに入れ家路へと急いだ

帰って熱を計ってみたら38.2度
みんみんの平熱は35.7～8度くらい
なので既にフラフラ状態のまま服をきたままベッドにもぐりこんだ

ダンナから途中、息子の経過を心配するメールが届く

息子はもう大丈夫。それよりみんみんが熱出てきた

の返信に
インフルエンザうつったか？早く帰ってご飯作るわ。それから病院連れてくわ

この時のダンナがどれほど頼もしくうつったことか

その後39.2度まで熱が上がり
体中は痛いわ、頭は痛いわ…
立ち上がってリビングへ行く体力ないのに
お腹はすくわ…

夕方6時頃、帰ってきたダンナはおでんを作り出し
一通り段取りできた時点で娘に後のことをたくし
みんみんを救急病院へ連れてってくれた

そこでやはりインフルエンザ陽性の診断が下されてしまった

みんみんの熱は土曜の朝には下がり、このままだと日曜までおとなしくしていれば
月曜のぱんみゃ～会にはいける！

そして無事に日曜を乗り越え月曜の朝がきた

住吉公園まで車にしようか電車にしようか…
高速代＋駐車場代＞電車賃
しかし所要時間は絶対車の方が早いよな～

なんて考えながら念入りにお化粧を済まし
テニスウェアで身をまとい
バッグの中におやつを詰めて
よし！やっぱ車で行こう～

そして娘に「お母さんテニス行ってくるから昼ごはん適当にお願いね～」

すると娘「お母さん…なんかしんどい・・・」と急に涙目

ビビりながら手をおでこにもっていく

熱い
もしかしてインフルエンザうつったんちゃうか～～

てな事がありまして泣く泣くみゃ～さんにオフ会行けませんメールを打ちながら
今度は娘の看病にいそしんだのでありました


我が家ではダンナは今もうつらず元気です


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　終わり

２月６日火曜日午前１１時過ぎのこと。
昼からのレッスンに備え、テニスウェアでリビングでくつろいでいた。

リーンリーン
１本の電話。
液晶画面には『○○小学校』と出ている。

いや～ん・・・息子よ、また何かしでかした

恐る恐る電話に出てみると
「息子さん、３９度の熱があるから迎えに来てください」と・・・。




即行で迎えに行き、部屋で寝かせながら

（インフルエンザなら熱が出て８時間以上経過しないと検査で反応が出ない。
　となると今すぐ病院へ行っても意味がない。
　よし。今日はゆっくり寝かせて明日の朝いち、病院へ連れていこう。
　昼からはテニス行っても大丈夫かな？）

なんて考えながら息子に
「お昼ご飯食べれる？無理？じゃーしばらく寝ときや。
　お母さん、今からテニス行っても平気かな？」

どうしてもレッスンに行かねばならなかったのだ。。。
だってね、ぱんみゃ～会まで日が無いのよ～～～
ちょっとでも足引っ張らないでいいように練習人一倍やんないとダメなんだもの～～～

ってなワケで高熱で寝るしかない息子を残し、スクールへ行ってしまった悪い母

レッスンが終わると、勿論お茶もしないで家に戻り息子を見舞う。
するとぐっすり眠り込んでいたのでちょっと安心しながら
昼ごはんを食べてない息子のためにおかゆを作り、それから晩ご飯の買い物

熱でしんどい子のために最近やたら高くなった苺を購入。
悪い母の汚名返上だ！！ｗ

夕方娘が帰ってきて彼女の週１回のテニスのレッスンのため
再び息子をのこしてスクールへ。
そこで１時間半待ってる間、友達とお喋りに興じ…
すると息子から電話
「ビデオ見ててもいい？」

あら。少し楽になったのね。良かった良かった


そしてレッスン終了後急いで家路へ。
夕飯は８時前くらいになり息子はおかゆ、娘とみんみんはお鍋をつついていたところ
突然悲劇はやってきた。。。。


なんと、息子が何の前触れも無くいきなり意識不明になって倒れてしまったのだ

名前を呼んでも反応しない！
どうしよう・・・
息してる？？

咄嗟に救急車を呼ぶみんみん

電話で救急救命士？さんと話してる途中息子の意識は戻ったが
「では、今から行きますので」
とせっかく救急車さんがおっしゃってくれてるのに断る理由も無く
ものの５分後くらいにはピ～ポ～ピ～ポ～とサイレンをケタタマシクならしてやってきてくれた。

そして結局うちから３０キロくらい離れた病院へ高速道路を使って搬送されてしまったのだ

そこでインフルエンザＡ型と診断され、お薬もらったら帰れると信じていたのが甘かった…。

「血液検査の結果は問題なかったのですが、
　インフルエンザ脳症の可能性も否定できませんのでＣＴ撮ります。
　で、念のため数日間入院して様子見ます」

え～～～～っ
インフルエンザで入院ですか？？がっくり。。。

こんなことなら苺持ってきたら良かった～


一晩中点滴されながら眠り続ける息子の側で
テニスウェアのままソファーベッドで眠るみんみん

翌日、かなり回復した息子


この状態でまだ入院と言われても、みんみんが辛いので
必死でお願いして退院させてもらった

その翌日・・・
みんみんが息子のインフルエンザ貰ったというのは言うまでもない。。。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　つづく